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鬱、ようやく完治!~「学対」、活動再開のお知らせ

  • tp278442
  • 7月4日
  • 読了時間: 11分

更新日:9月22日

昨日、カウンセラーのS氏から 「鬱、治ってる。活動再開してよし」という診断されました。


 

鬱を自覚したのが2月下旬。

 

そこから4か月の「自宅入院」でした。

 

まじで、長かった― (T ^ T)

 

カウンセラー曰く

「4か月は長くない。君の年齢では1年かかっておかしくない」


いやいや、、、こんな辛い生活1年ももたないよー!

 

本当に地獄の日々でした。

 

お陰様で今は世界が輝いてみえています。

 

生きているって素晴らしい-!

 


■説明責任を果たしたい! 私・学対がXでtweetを一切絶って3か月が経ちました。

 

昨冬に威勢のいいことを一杯言っていたのに、突然の沈黙、、、


 

ましてやXのプロフィール欄に


「鬱のメカニズムを把握。薬を飲まずに最短の時間で寛解した経験あり」


なんてエラソーなことを掲げていた訳です。 この間に何があったかを説明せず、何もなかったかのように再び発言を再開するのは、

 

「学対」「活動家」を名乗っている以上、不誠実だと私は考えます。

 

 

何があったかを周りの人にも是非知って欲しいとマジで思ってるんで!!

 

できるだけ面白く書くので、ぜひ最後の行までおつきあい下さい

m(__)m

鬱発症は今回で3回目になります。

以前の2回は、診療内科に一切通院していません。

 

以前の2回とも薬は一錠も飲まず、カウンセラーと二人三脚で完治までもっていきました。

 

前回発症時は発症を自覚した日から、50日の「自宅入院」で完治しました。



■自宅入院とは

精神病院に入院したら過ごすだろう生活を自宅で行うというもの。

 

ストレスになることを可能な限り排する。

 

何もしないで「寝たきり」で過ごすのがベスト。

 

読書、ゲーム、音楽、映画鑑賞はしてもいいが、長時間続けるのは良くない。

 

頭や、目が疲れてると感じたら終了

 

多少回復しても気のあう友人と会ったり、通話しないのがベスト。

 

カウンセラーから「完治」の診断下るまでは、ひたすら我慢です。

 

これ、やってみるとわかりますが、果てしなく「退屈」です。

 

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■あれ? もう完治しても良い時期なのに、、、

 

2月に発症を自覚した際は、「鬱が重くなる前の軽い段階で自覚できた」と思ってました。

 

「今回は完治まで50日を切れるっしょ!」と楽観して、自宅入院を始めました。

 

3月は不安感情に次々と襲われましたが、闘病も3回目ですので、「この不安は重度の段階ゆえにつきもののネガティブ暴発」と見切ることができるので、余裕をぶっこいてました

 

唯一の外部との接触が週1回の駅前アジト(以下、アジトと略)です。

 

自分がアジトの言いだしっぺですし、「毎週金曜@新宿で出会える活動家」を名乗っています。

 

「活動家は何を言うかよりも、自分の発言に責任を持つことが大事」

 

私は以前そんなtweetをしています。

 

その発言を翻す訳にいかないじゃないですか?

 

それに現状のアジトは楽しいのでストレスは溜まらないかな、と。


さすがにアジト活性化に必要な企画の打ち出しは、完治まで慎む事にし、tweet発信も辞めました。

 

が40日を経過し、そろそろ治るはずになってもネガティブが収まらず、、、。

 

これはおかしいとカウンセラーにカウンセリング(以下、カウセと略)を申し込みました(4月3日)

 

私の師匠のカウセって1回で1万円するんですよ。(保険効かない。1時間弱)

 

自分は発症すると、お金を惜しむ気持ちが増すんでカウセなしで治したいと思ったけど、無理でしたね。

 

この時の記録がこちらのBLOG

カウンセラーには

 

「今回の鬱、初期発見じゃないよ、重度!」

 

「まだ回復に必要な時間の半分も終わってないよ」

 

と診断されました。

 

ズコーン _| ̄|○


 

■鬱の症状は二重底
~治ったように見えて、実は治ってない

 

ちなみにこの4月3日は「りりちゃんについて議論する青空討論会」の開催当日。

 

回復の兆しを感じてたんで、そろ大丈夫かなと2日前に私が企画しました。


当時のスペース配信の音声が残ってますが、普通に話をしてるし、鬱って感じは全然しないと思う。

 

そう! 一般の人はここまで治ったら、社会復帰して、活動再開する。

 

この段階で自分は「軽い鬱(鬱のステージ2)」でした。

 

僕はどうしても「完治(ステージ1)」までもっていきたかった。

 

(会社や学校に行けなくなるのが「鬱発症」=ステージ3とも呼称)

 

何故か?



 
■人の精神状態には3つの段階がある

 

ステージ2(軽い鬱)とステージ1(蓄積疲労のない状態)では「モノの感じ方」が違ってくるから。

 

同じAさんでも、性格や、その行動論理は鬱のステージによって全然違ってきます!


特にステージ3になると、外見は同じでも、その言動は「別人」と言ってもいいほどです。


(詳細はこちらのBLOGに記載しました)

 

また「軽い鬱」の状態では、人間は過去の成功体験やトラウマの影響が通常時以上に大きくなります。

 

視野が狭くなって、柔軟性がなくなる。

 

この現象を「しがみつき」といいます。

 

自分は30年ぶりに「運動」の世界に戻って、それに生活を全フリするという人生の選択をしました。

 

その結果、活動開始からたった4か月で鬱を発症した訳です。

 

今は確かに運動をやりたいと思っている。

 

だけどこの気持ちは「軽い鬱」状態特有の「しがみつき」じゃないのか?

 

蓄積疲労を全て解消し、柔軟性と広い視野を取り戻せる状態に戻し、「しがみつき」を手放すことができれば

 

仕事も放棄して、運動に賭けるなんて『やーめた』」って感じるんじゃないか。

または仮に再び活動を再開しても、短期間で再発するんじゃないか? もしそうなら、さすがに学対というコンセプトには無理がある。  

 

■最速で完治したかったわけ

 

一般的に鬱の治療では

 

「軽い鬱」段階に戻れば社会(仕事や学校など)に復帰し、少しづつ「蓄積疲労のない状態」を目指す方法が一般的です。

 

ですが、私は今後の人生で運動に注力するか、しないかの決断に自信を持ちたかった。

 

もし冷静な判断ができる状態を取り戻した結果

「運動から足を洗おう」と決断するなら、その間の数カ月って遠回りになりますよね。

 

だったら入院期間がどんなに辛くても最速で判断できるようになりたい。

 

そう決めました。

 

■自宅入院中の生活

 

俺はこの間もっぱら本を読んで過ごしました。

 

この4か月で260冊(完読は半分)を図書館で借りました。


が、毎日1日10時間本を読んでると刺激も薄れるし、読みたい本も品切れになります。

 

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それに鬱は「モノの感じ方」をネガティブにするので、どの本を読んでも自分の「惨めさ」を喚起するんですよ。

 

小説で登場人物がイキイキとしていたら、

「俺はこんな風に輝くことは無理なのだろうか。負け組に逆転の可能性はあるか?」みたいに。

 

小説じゃなく、哲学や、情報系の書籍、漫画を読んでも同じです。

 

鬱は、先に不安の材料があって、その材料について悩んでるんじゃないんです。 先に不安の感情があって、その感情が不安の材料を見つけてくる病気

  

確かになんの仕事もしないでいいし、嫌な奴と顔をあわせるストレスはない。 社会で戦ってる人からしたら、いい身分ですよね。 でも何をやっても、楽しくなりようがないんですよ。

 

ならば息抜きで友達と話したり、楽しいことをやればいいと思うじゃないですか?

 

でもそれをやると完治に必要な時間は増えるのです。



ちなみにカウセ前に企画した「りりちゃん討論会」。

会じたいとしては大成功でしたが、イベント開催によってエネルギーを消耗しました。(詳細はこちらの記事 イベントのせいで想定外のトラブルにもまきこまれ落ち込みました。


結果的に完治までに必要な時間が一か月も必要になってしまいました。 完治が遠のいたことで小さくなっている自信が更に失われました。 完治前に活動を再開するのは、このようなリスクがあります。

 だから専門家による復帰時期の診断に価値があるのです、


 
■自宅入院から3か月目のカウセ(5月22日)

 


俺「先生、もう治ったでしょ。活動再開OKっすよね?」

 

カウンセラー「まだ一か月休んだ方が良い

 

俺「今回、なんでそんなに時間かかってるの?」

 

カ「そもそも君は質の高い休息がとれてると思ってるの? 週1アジト行ってるでしょ」

 

カ「鬱を治したいならストレスを避けるだけじゃ駄目。楽しいことも我慢しないと」

 

カ「楽しいこともエネルギー凄い使うんだよ」

 

カ「君はアジトに行く度に3~4時間討論してるよね。それって普通の人間は消耗する事なんだ」

 

俺「俺は昔から徹夜で議論とかしょっちゅうだったし、エンドレスで議論することが学生の運動にとって大事なんです!ドンッ」

 

カ「君はもう学生じゃない。若いと回復力が凄いのよ。徹夜で議論とか学生じゃないとできない。だから『学生運動』が学生にしかできないのよ」

 

カ「君はエネルギーの使い方を効率的にしなさい」

 

カ「たまに楽しいことをやってもいいよ。その代わり完治は先になる。選ぶのは君」

 

俺「俺が週に1回アジトに参加してるせいで完治が長引いてるってことですか?」

 

カ「そう。楽しみながら回復する道は間違いじゃない。ただ時間はかかる」

 

俺「もし俺が発症自覚した時点で、アジトを欠席してたら完治に必要な時間は何か月だったんですか?」

 

カ「完全な自宅入院ができて、その間イレギュラーが起きなければ2カ月くらいかな」

 

この宣告を受けて、俺は週1のアジトへの参加も辞めました

 

( ´・_・` )

 

( oꆤ︵ꆤo)

 

 


■週1の駅前アジト参加すら辞め、完全な自宅入院に突入
 

ちょうどカウセ翌日がアジトの開催日でした

 

俺「しばらくアジト休みます」

 

それだけを伝えにアジトに顔を出した日がこの半年で一番つらかったですね。

 

面々に事情を話してから1時間でその場を去りました。

 

自分でもわかるくらい元気なかった3月ならともかく、今は心身ともに一般人並に戻っているのに、、、

 

悲しさの感情が去っていくと同時に、怒りの心情が溢れてきました。

 

2月の自宅入院開始時から、アジト欠席をしていれば今頃は活動再開できていたのに、、、

 

「余分に休むことになった2カ月を返せーーー!」 ちなみに完全な自宅入院で完治に必要な時間が2カ月というのは個人差があります。 若いと回復力があるので、期間は縮まります 私はカウンセラーとの鬱治療が3回目なので、不安の処理方法を学んでいるので他の鬱罹患者よりは期間は短かいです。

 

 

■全然元気なのに、じっとしなければいけない5週間

 

この時期は外にでれば世界は輝いて見えるし、友人と話してもネガティブ感情は一切浮かんできません。

 

なのに自分は更に5週間も「自宅で入院」

 

自分に残された人生はあと20年です。

 

残り人生の60分の1に相当する時間を今回の鬱で費やしてしまったーーー!!


 

実際問題、すぐに活動を再開する事もできるんですよ。

 

だけど、この段階で再開すると、また鬱を悪化させるリスクはまだ高い。

 

毎回1万円払って、ベストな復帰時期をカウンセラーに依頼してる訳です。


 その費用で正確な診断ができると私が信頼するカウンセラーが「6月一杯は休め」と処方箋を書いてくれた訳です。


信じないなら、費用を払ってる意味ないじゃないですか。

そう思って、必死に退屈に耐える日々でした。


 
■完治して手にした「冷静な判断」とは

 

さて「完治」の診断がおり、


「感情に左右されない冷静さを維持できる精神状態」


「思考の柔軟さをMAX保てている状態」


を取り戻して思ったことは、何だったかというと

 

それは「運動の世界で勝負してみたい」でした。

 

カウセでも

俺「いい年して、こんなハイリスクな人生を選ぶことをアホだと思いませんか?」と確認しましたが、

 

カ「全然思わない。今の君がそう思うなら、それが君らしい生き方なんだよ」

 

その後で再発防止を防ぐ為の諸注意を教えて貰いました。

 → これは別のBLOGで書きました

 

鬱に苦しんでいる人は相談にのりますし、リクエストがあればカウンセラーを紹介します。



■読者の皆さんへ

 

自宅入院期間は自分が感じたこと、訴えたい事を発信するのを一切我慢してきました。

 

これからはドシドシ発信していきます

(しばらく二日に1回ペースでBLOG更新予定)

 

オンラインの発信だけではなく、オフの企画もドンドン打ち出していきます。

 

今の時代は情報が多すぎて、私の発信までフォローいただくのは大変でしょうが、

 

他と差別化した情報を打ち出していくので注目願いします。m(__)m

 

私のセールスポイントは次の3つ

  • 自分の恥ずかしい部分ををさらけだす

  • 生々しさ

  • 他人をドンドンまきこんでく

 

カウンセラーの分析によると、私が学対の活動を開始した昨年10月の時点で既にステージ2だったそうです。

その解説を聞いて私も納得しました。

すると読者のほとんどはステージ1状態の学対を知らない事になります。

 

学対2.0、始まるよ!m(__)m  

面白かったら引用RTなり、リプ貰えると嬉しいです m(__)m

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