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【コラム】革命の神は「細部」に宿る

  • tp278442
  • 1月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:9月18日


久しぶりに大衆運動の現場に立った。

やったのは次の一連の行動。

休むことなく、コマネズミのように動き続けた。


雑踏の中から話を聞いてくれそうな人を見抜き、

相手にあわせた自己紹介をして、

ビラを手渡し、

活動の趣旨を端的に説明し、

協力、参加を求め、

相手の人となりも尋ねて、

今後の連絡方法を探る。


「ビラをまいたけど、反応がない」というような声をよく聞くが、それは見ず知らずの人に対してのコミュ力が鍛えられていないだけである。


どの距離、どの角度から声をかければいいのか?

その時の声の大きさは?

喋る言葉の選択

反応にあわせた切り返し


​1つ1つの精度を上げていけば、ビラまきで相当の事ができる。


良くも悪くもSNSの影響力が大きいがゆえか、オフラインで不特定多数に対しアピールして、仲間や賛同者を集めるハウツーが著しく衰退している。




「学対」という看板を掲げ2か月が経過した。


現場から長く離れた浦島太郎なもので、自分がどれだけの事ができるのか?という疑念もあった。


長い冬眠から醒めても、自分はその能力を全く錆びついていなかった。自分が一番輝けるのは現場だ。やってて確信が持てた。


20代の10年間、30万枚のビラを配布する中で行った試行錯誤は伊達ではなかった。紙代は自分で支払ってたから、脳死でビラまきする訳にはいかない。どうすれば効果を達成できるか、徹底追及せざるをえなかったからね。

運動で社会を変えようと思うなら、フェイスtoフェイスの現場で人をまきこむ事が絶対に必要だ。​

オンライン署名やハッシュタグデモは、それ単体では力にならない。


SNSのアピールは既に同じ考えを持った人にしか届かない。

違う考えの人をまきこむ事で、世界は少しづつ変わっていく




他のページにも書いたけど、俺は苦しんでる人を救いたいといった主張や、様々な理論にはあまり興味はない。


ただただ人をまきこむ技術を伝承したい。


​俺には令和の青年運動は「コップの中の嵐」に見える。


狭い界隈の中で影響力を得ようとする事に終始していないか?


世間の風は運動に対し、厳しい(ように見える)からか


​だけど大衆の中に入って、仲間を集める事ができれば、界隈の覇権争いに超然とできる。


俺にはそのノウハウがあるし、助言を求める若い皆さんと根気よくつきあう時間がある


連絡を待ってます!




改めていうけど、俺は支援対象に主義主張は問わない。

「不特定多数に対しアピールして、仲間を集めようと試みること」


思想を練磨するよりも、そっちに注力するするべきなんだ。


人民にアピールをしても誰も振り返ってくれない。 それは否定しない。 だからこそ宣伝の量が必要なんだ。 膨大な試行回数を通じて、表現の質を磨くんだ!


(根気よくつきあえるのは首都圏在住の方に限ります。地方の方だとやれる事は限られる)


 
 
 

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