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「作風」についてあれや、これや

  • tp278442
  • 1月29日
  • 読了時間: 5分

更新日:9月22日


フランス革命の三大スローガン

「自由、平等、友愛」


前の2つはピンときやすいが「友愛」はわざわざ三大にするほど⁉️って印象が強いのではないか?


フランス語の「友愛」は、イメージがハッキリした強い言葉だ。日本語でのニュアンスは「同志愛」の方が伝わりやすい


例えば山本桜子氏のファシスト党への献身に、私は胸を打たれる


外山の唱導もありファシズムを唱える者は増えた


しかしファシズム理念の土台にある「同志愛」に深く帰依するものは現在どれだけいるか?


理念はそれを唱えれば体得されるものではない

行動の積み重ねだけが、空っぽな理念の内実を少しづつ埋めていく


一方で理念ありきで、同志愛を実践しようとするのも無理があると思うのだ


例えば外山と桜子さんの間には、苦楽を共にした日々があったのだと想像する


苦ばかりで楽は僅かだったとしても、楽の記憶がなければ同志愛は成立しない


悪戦苦闘の中の楽だからこそ、それが希少でも尊く感じられるのだ




■運動をする理由なんて非合理だ


俺に対し「陰核派なんて胡散臭いグループと何故絡むのだ?」と問う人がいる


俺なりに探した解は

「共に過ごした時間が楽しかった」

という非合理なものだ


それは偶然のなせる業に過ぎなかったのかもしれない

だけど孤独な魂に久々の笑いを与えてくれた存在には無意識が惹かれる


大昔、三里塚に援農に行った時、団結小屋のリーダーが空港反対同盟との関係について


「労農同盟」の同盟の重みについて熱く熱く語っていたのを思い出す


彼が「同盟」と言葉を放つ瞬間、彼の眼は信仰に光っていた


空疎なこの時代にかりそめであっても「同盟」と思える対象がある事は救いなのだ




■一緒に作業する中でやるから、議論は進化する


先日、陰核派の雑誌「銃後」を俺と党員の3人で印刷した。所要5時間


3人が5時間バイトすれば、製本業者に発注するだけの費用は稼げただろう


しかし共に汗を流し、ピンチを乗り越えた事で深まった絆は計り知れない


例え採算があわなくても、青年運動は共に汗を流す機会を頻繁に持つべき


そして作業に没頭するのではなく、腹の中で思っていた疑問を仲間にぶつけるべきだ


無言で作業に集中するのは本当にもったいない


私が戦後学生運動から伝承せんとする作風は、このように細部にある




■作品や主張は人に伝わって初めて意味をなす


一旦話は横道に逸れるのがだけど、上記の「銃後」に対する私の印象はハッキリ言って悪い


投稿された作品はオナニーが大半じゃないか


取り上げる素材が高踏的であることじたいは構わない

が読者の多くに認知されてない素材を取り扱うならば、読者に理解して貰う為の工夫が必要だろう


作品や主張は他者に伝わって初めて完成するんじゃないか


他者に伝える事よりも「自分は格好よいだろう。頭が良いだろう」との主張が鼻についた


簡単に意味がわかる作品は、既成概念に安易に回収されてしまうだって?


現代アートみたく安易な理解を拒む事に意味を見いだすなら、製本作業を手伝うなり、金を出すなりの身銭を切ってくれ


実際に5時間も作業すると、作業に値する作品なのかと吟味は厳しくなる


出会いたい他者と繋がる可能性があると思えるから、金や労力を費やすのだ


自己満はネットでやってくれ


ただ、「銃後」制作後の打ち上げで佐鞍_躁から


「学対は最初から衝突を恐れずに自分を打ちだす。それは私達世代からするとハードルが高い」


「迎合は求めてない。但し初対面時に『最初からガンガン踏み込む分、遠慮なく自分のスタイルについて批判して欲しい』と取説を説明しろ」


と指摘された。


なるほど




■「約束を守る」ことが運動の基軸


話は変わるが、人との約束を忘れない為に自分が心がけてる事


1.できるだけ約束をしない


2.約束したらその場でアラームを予定の2時間前にセットする


3.スマホを手放さない


4.スマホのトップ画面に赤丸を表示させない

(赤丸が表示されたら、すぐに読んで赤丸を消す)



基本は忘れる事を前提に行動すること。


同志愛や同盟関係の基軸は約束を守る事にある


「昨日の私と今日の私は別人格」


それはそうなんだけど、そんな事を許してたら他人との共同作業は成り立たない


自分の言動に責任を持つべきだし、持たない人間と共同行動するならそれに対する批判が必要


後者がメンタルを病んでるなら、治療への専念を強く説得するのが良いだろう。




■仲間の怒りやエネルギーに正面から向き合おう


結果的に過ちをおかしたら、心をこめて「ごめんなさい」をいう


重いあやまちはLINEやメッセージ機能で謝ってすませない


できれば会って謝る

無理なら通話


他人の怒りに直面する事から逃げてると、どんどん孤立するばかり


他人に真剣に相談し、受けた助言を履行しない場合、次回また相談にのって貰えると思ったら大間違い


相談にのった側のエネルギーを無料だと思うな


エネルギー使った挙げ句の提案を無視する奴に、誰が改めて時間を割くか


助言を聞く覚悟もないのに相談するのは、貴重な「人間関係」という資産の切り売りだと自覚しろ



 
 
 

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