書評BLOG「脳を休めればすべてがうまく回り出す」
- tp278442
- 7月22日
- 読了時間: 2分
更新日:7月29日
大嶋 信頼 (著) WAVE出版
大嶋信頼は尾崎さんに勧められて読み始めた。俺の師匠とはアプローチの異なる売れっ子カウンセラー。
大嶋さんの本は5冊読んだけ中で、この本が一番良かった。
「思い込み」は不安やストレスの元となるが、人は「思い込み」から簡単に逃れられないもの。
ならばどうすればいいか?
非常に使えるメソッドが紹介されてて、早速毎日のように使ってる。
例えば「人間は自分の発言に責任を取らないといけない」という信念が強すぎて、それが彼を苦しめている場合はどうするか
「自分の発言に責任を取らないといけない」
「自分の発言に責任を取らなくてもいい」
と相反する主張を実際に声に出して唱えること。
その上で「責任を取りたい」と思っているのだから、責任を取るのは構わない。
大切なのは「責任を取らなければならない」のは思い込みに過ぎないことを思い出せるってこと。
できないと思っているだけで、実はいつでも放棄できる。
選択肢があるってことで、思い込みは随分緩むのだという。
「発言への責任」の部分は「会社への出社」「学校への登校」「LINEへの返信」なんにでもあてはめられる。
こんな感じで、自分のこだわりに気付く度に「Aしてもいい」「Aしなくてもいい」を唱えている。
実際はスタンスを変えることはほとんどないのだけど、口にすることで随分緩められるようになった。
私の書評を見ただけで実践できる人は少ないだろう。
気になった本は一読して欲しい。
この本は最近発売されたのだけど、どこの図書館でも人気でリクエストしても数カ月待ちになる見通しが高い。
著者の大嶋氏の動画
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